H29の活動

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平成29年度 食料生産実習体験記 ~前半~

食副専攻では、9月19日~21日にかけて 食料生産実習を開講しました。
食料生産実習は 神戸大学大学院農学研究科附属 食資源教育研究センター にて実施させていただく、
2泊3日の牧場実習です!

この実習の体験記を 獣医学類 1年生 の方が執筆して下さいました!

前半、後半に分けて掲載させていただきます。

 

 

私たちは、食生産科学副専攻の一環として、9月中旬ごろに2泊3日で神戸大学附属農場に行ってきました。
そこで、体験させてもらったことを紹介したいと思います。

まずは、野草散策に行きました!

長野県から来ていただいた先生のもと、

食べられる野草、食べてはいけない野草を教えてもらいながら、農場周辺を散策しました。
野草だけでなく、様々な生き物に出会えました。食べられる野草は採集して、みんなで調理して食べました。
普段、食べたことのない食べ物だったので、調理法を皆で考えて調理しました。とても楽しかったです!

味は、渋くて苦いものから美味しく食べることが出来るものまで様々でした。

 

 

次に、牛の餌やりをさせていただきました!実習中は、毎朝夕、牛の餌やりの担当をしました。
農場の方が牛を観察して、毎日少しずつ餌の配分や分量の調節をしていて、
日々の細かいところにも気をかけているのだなと感じました。

 

 

次に、牛の妊娠鑑定をさせてもらいました!
牛の肛門から手を入れて、エコーを利用して妊娠しているかどうかを調べました。
まずは、牛の腸の中に糞があってはエコーで見にくくなるため、糞を取り除きキレイにしました。
次に、子宮や卵巣の位置を探り当てます。牛は、直腸と生殖器が平衡に位置しているため、
直腸壁越しに子宮や卵巣を触ることが出来るのです!

そして、おおまかな位置がわかれば、超音波機の検査コードを持って、それを一緒に腸に突っ込み先ほどの場所に当てると、妊娠していれば胎児や羊水が確認することが出来ます。
牛も人間と同様に超音波を利用して妊娠しているかどうかを調べます。

牛の直腸に手を入れることは、牛が痛くないのかと心配しましたが、
優しくゆっくり入れるとそれほど暴れずにおとなしくしてくれました!

普段は、なかなかこのような体験ができないので、良い経験になりました!

 

1日目の夜は、班のみんなで自炊をしオムライスを作りました。
最初は、手こずって時間も予定より多くかかってしまいましたが、すごく美味しいオムライスが完成しました!

 

後半へ続く!